山陽染工株式会社

晒・無地染め

晒(さらし)

  • よく「天然繊維は生き物である」と言われます。採れた綿花の年代や場所、生地の混率や組織の僅かな違い、保管状態や温度等により生地の状態は変化します。このような生地を均一に加工するのは至難の業であり、実際には僅かな違いを見逃さずに少しずつ手を加えて行くことが必要です。
    これこそが染工場の持つノウハウであり強みです。私たちは長年の経験の蓄積と改善により、国内大手テキスタイルコンバーターの求める品質基準をクリアしてまいりました。
    国内染工場が減少していく中、数少ない大型の一貫生産可能な染工場として、国内繊維産業を支える存在であり続けます。

無地染め

  • ■ 色合わせの「質」に自信があります

    無地染めにおいて、最も厳しい作業は「色合せ」。作業工程がシンプルな分、熟練の職人であっても大変な作業です。それもあってか、最近では繊維染色工場の数も少なくなってきていますが、これまで培ってきたノウハウと幅広い繊維染色でご要望にお応えします。

  • ■ 国内で数少ない大型工場で短納期や小ロットにも対応

    大手テキスタイルコンバーターとも長年取引し、海外企業では実現できない短納期、小ロット生産にも対応しています。晒?仕上げまでの一貫生産体制を確立し、関連会社(中国紡織株式会社)で製織が可能であることも、弊社の強みです。

  • ■ 幅広い染色法で多様な繊維を染め上げます

    連続染色、バッチ染色、インディゴ染、絞り染めなどの様々な染色法を実施しており、衣料、寝装、資材などの用途の天然繊維からTCを中心とした化合繊複合繊維まで、多岐にわたる繊維を染められます。もちろん染料は各種規制に対応したものを使用し、国産ならではの優れたリピート性と安全性を提供します。